長野手話サークル

長野市内、3つの会場で活動している『長野手話サークル』のブログです。

【夜の部9月6日】「ゆずりあい」と「はあ」

 

本日の内容はゲームでした。

 

前半は「カルタ取り」。

読み手は、手話を使わずジェスチャーで表現します。

分かった人は取り札へ向けてまっしぐら。

子ども用かるたを使ってみたのですが、

読み札の文章がなかなかに独特で、読み手は一苦労。

(例:もぐらさんもりでうんどうかい)

札を取った人が次の読み手になるというルールにした結果、

みなさんゆずりあってなかなか取らないという状況に(笑)

争いのない平和な(?)カルタでした。

 

 

後半は、「はあっていうゲーム」。

例えば、失恋した時に言う「はあ」と、相手の言い分が気に入らない時の「はあ?」は、言い方が異なりますよね?

同じ言葉でも、場面によって、表情や動作を含めて表現が変わる。

声に限らず、手話も同様ですね。

特に手話では、表情も大事な情報。

代表者の人がお題の言葉を表現して、どの場面を表現してるのかを当てるゲームです。

 

例 お題の言葉「おはよう」

場面1 元気に「おはよう」

場面2 寝不足の「おはよう」

場面3 好きな人に「おはよう」

場面4 社長が言う「おはよう」 etc…

場面5 昨日ケンカした翌朝の「おはよう」

場面6 歯磨きしながら「おはよう」

 

「おはよう」は分かりやすい一方で、

「好き」や「おいしい」は結構見ている人の回答が割れました。

「そっか」は、場面によって手話表現そのものがちがうのも面白いところ。

ろう者の方々の表現は、なるほど!と思うものばかりでした。

さて、みなさんならそれぞれの場面、どう表現しますか??